iPhoneをSIM無しでアクティベートする方法 【アクティベーションSIMも不要/PCは必要】


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注意(2014年9月):この記事は古いので、現在の状況には当てはまらないと思います。参考にしないでください。


4日ほど前にこのサイト訪問者からのメールでやり取りしていて、「キャリアにSIMロックされているiPhoneを、SIM無しでアクティベートする方法」が判りました!

実は筆者も、GeveyのSIM下駄を使えば、iOSのバージョンがそのSIM下駄に対応していれば、GeveyのSIM下駄に挿入したSIMはどこのキャリアのSIMかに関係無く、iPhoneをアクティベート(アップグレード、復元)できることは、以前から知っていました。

しかし、現在のGevey SIMはiOS 5.0/5.0.1に対応していないので、その方法はiOS 5.0/5.0.1では試しておらず、成功するかどうかは確認していません。
2102年3月初めに出荷される予定のGevey SIM2 (Gevey Ultra S)では、どうでしょうかね。
Gevey Ultra SはiOS 5.1に対応しているかどうか判らないので、iOS 5.1にアップグレードする前にGevey Ultra SでiPhoneの復元をどなたか試していただけると、ありがたいです。(この実験をされる方は、絶対にiOSを5.1に上げないように、iOS 5.0/5.0.1のままで行ってください。そして、その方法を知っている人だけ、この実験を行ってください。iTunesで『普通に』復元したり、OTAで復元すると、最新のiOSバージョンに復元されます。)

ここで取り上げる方法は、本当にSIMが不要です。

ただし、弊害があります。それは、
1.SIM無しでアクティベートしようとしているiPhoneのiOSのバージョンが、脱獄(Jailbreak)ツールに対応していること。
2.SIM無しでアクティベートした後は、iPhoneは脱獄状態になります。

なお、iOS 4.3.4および4.3.5は、いまだに『紐付き』でしか脱獄できません。
つまり、このバージョンのiPhoneで、以下に書く「SIM無しでアクティベート」を行うと、iPhoneの電源を落とすたびにPCに接続し、リカバリー手順を行わないといけません。したがって、このバージョンではお勧めしません。

また、2012年3月9日ごろと予想されているiOS 5.1がリリースされると、脱獄ツールがそのiOS 5.1に対応するまで暫く時間が掛かるでしょう。
iOS 5.1にアップグレードしてしまうと、暫くは「SIM無しアクティベート」が出来なくなります。

したがって、アクティベーションSIMが手元に無くて、iPhoneが文鎮化してしまっているひとは、今のうち(iOS 5.1がリリースされる前)にこの手順をしておけば、「SIM無しでiPhoneのアクティベート」が可能です。
そして、そのiPhoneは、iPod Touchとして使用できます。
もちろん、対応するキャリアのアクティブなSIMを使えば、電話機としても使えます。(しかし、「対応するキャリアのSIM」を持っていれば、ここに書く方法を使わずに、普通にそのSIMでアクティベートすれば良いのですが・・・)

備考:iPhone 3Gは、最新のiOSのバージョンは4.2.1です。iPhone 3Gは、今後、これ以上バージョンが上ることはありません。そして、脱獄ツールはiPhone 3GのiOS 4.2.1に対応しています。安心して最新バージョンで「SIM無しアクティベート」ができます。
ただし、SIMロック解除のためにベースバンドを6.15.01に上げている人は、カスタムファームウェアでの脱獄の必要がありますので、注意してください。

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AT&TにSIMロックされたiPhoneでは、以下の全てのAT&TのMVNOのSIMが使えます。


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AT&TにSIMロックされたiPhone (iPhone 3G/3Gs/4/4S)には、以下の全てのAT&TのMVNOのSIMが使えます。
● AT&TプリペイドGoPhone SIM (GoPhoneパッケージで$15などの通話クレジットが含まれている場合に、そのパッケージ内の携帯機種本体でアクティベートしたSIMは、ダメ。)
● H2O Wireless (Locus Telecommunications)のSIM
● Red PocketのSIM
● StraightTalk BYOP (Bring-Your-Own-Phone) AT&T回線用 SIM (StraightTalkの携帯本体と一緒に購入したものは、ダメ)
● Net10 BYOP (Bring-Your-Own-Phone) AT&T回線用 SIM (Net10の携帯本体と一緒に購入したものは、ダメ)
● Hanacell (ハナセル) 米国国内用 (月$9.99プラン、プリペイドXプラン) SIM ← 注:2015年2月にT-Mobileに変更したので、新規Hanacell顧客は使えなくなった。
● その他、AT&Tの全てのMVNOで、SIMカードのMCC/MNCが「310/410」であれば、使えます。(MCC/MNCを判読するには、SIMカードリーダーが必要です。)

個人の方でこの事実を知らない人が居るのは理解できますが、最近(2011年12月31日)、以下のようなコメントを頂いたのを一例として、携帯サービス会社までが「(自社はAT&TのMVNOなのに・・・)、自社で販売/提供しているSIMは、AT&TにSIMロックされたiPhoneには使えません。/使えないことがあります。」と明記・明言するのは、いったいどうしたことなのでしょうか?
そもそも業界の人なのに知識が無いのか、それとも、AT&Tに圧力を掛けられているのか・・・でも、SIMフリーのiPhoneには平然と自社のSIMを販売するのだから、何を考えているのか、良くわかりません。
「ももた」さんから寄せられたコメント - 2011年12月31日 11:52

したがって、上記のMVNOのSIMをアメリカ国内で使う場合は、必ずしも高価なSIMフリーiPhoneを新規購入する必要はありません。それどころか、最新モデルに機種変更した際に余ったAT&T iPhoneの古いモデルを、これらの会社のSIMで使用できます。

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ソフトバンク専用iPhoneアクティベーションカードの必要条件


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待望のソフトバンクiPhone 4 (中古)を人伝に入手して、昨日届いたので、早速日ごろの疑問を検証してみることにしました。

命題:ソフトバンク用のiPhoneは、黒SIMでしかアクティベートできないのか?

用意したものは、
● ソフトバンク 黒SIM (未開通)
● ソフトバンク 銀SIM (未開通)
● ソフトバンク プリペイドSIM (契約中)
● OneSIM 「Japan-Softbank (2)(T)」にプログラム済み
● OneSIM 「Japan-Softbank (3)」にプログラム済み
● OneSIM 「Japan-Softbank (T)」にプログラム済み
● DITS Phonebook SIM v2.3

DITS以外の全ての場合のSIMを挿入し、ソフトバンクiPhone4の復元を、PCのiTunesで試しました。(黒SIMは、最後。)
結論を書くと、黒SIM以外は全て「このiPhoneに挿入したSIMカードはサポートされていないようです。」と表示されました。

 

iPhone側も、「iPhoneをアクティベーションするには、サポートされている電話会社の互換性のあるSIMカードしか使用することはできません。」のメッセージが画面に表示されました。

 

これは、どうしてなのか?

そこで、黒SIM、銀SIM、プリペイドSIMの違いを調べてみることにしました。

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Sprint(CDMA)版iPhone 4Sは、2011年11月11日新規アクティベート分からSIMロックされました。


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Sprint(CDMA2000) iPhone 4Sは、他社SIMが使えるか? – 2011年10月17日
の続報ですが、2011年10月14日のiPhone 4S発売開始以来、GSM/W-CDMAモードのSIMスロットをSIMフリーで出荷していたアメリカのSprint社は、2011年11月11日アクティベート分から、事前予告通り、GSM/W-CDMAモードのSIMスロットをSIMロックすることになりました。
Sprint to SIM lock all new iPhone 4S activations starting today – 2011年11月11日

リークしたSprint社内メモによれば、

● GSM/W-CDMAモードの「SIMロック」プロセスは、iPhone 4Sの初期アクティベート時に、(裏で)アップル・サーバーにアクセスした時点で、行われます。ユーザーには「SIMロック」されたことは、画面に表示されません。
● 契約後、一定期間(90日?)経過したSprint社のiPhone 4SユーザーがSIMロック解除リクエストした場合、Sprint社はGSM/W-CDMAモード(のみ)のSIMロックを解除します。SIMロック解除リクエストは、Sprint社のWorldWide部門カスタマーサービスへ電話して、行います。
Sprint iPhone 4S unlocking policy not new, can be undone – 2011年11月11日

(同じくアメリカのCDMAキャリアのVerizon社は、契約後60日経過したユーザーがSIMロック解除をリクエストした場合、GSM/W-CDMAモード(のみ)のSIMロックを解除すると、以前に発表しています。)

なお、
● 2011年11月10日以前にSprintからiPhone 4Sを購入し、アクティベートしたユーザーのiPhone 4Sは、GSM/W-CDMAモードのSIMスロットはSIMフリーのままの現状に維持されます。

“Sprint(CDMA)版iPhone 4Sは、2011年11月11日新規アクティベート分からSIMロックされました。” の続きを読む

iPhoneアクティベーションSIM再考/DITS Phonebook SIMがIMSI書換え可能になった


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目次:
iPhoneアクティベーションカードとDITS Phonebook Card version 2.3・・・このページ
DITS Phonebook Card PC Softwareのダウンロードの方法・・・ページ 2
DITS Phonebook Card PC Softwareを使ってSIMカードからIMSI/ICCID情報を読み込む方法・・・ページ 3
DITS Phonebook CardへのIMSI/ICCID書き換えの方法・・・ページ 4


 


追記:2012年2月17日
ソフトバンク専用iPhoneアクティベーションカードの必要条件 – 2012年2月15日
も参照。

必要な方には、DITS Phonebook SIM v2.3を使って「ソフトバンク専用iPhoneアクティベーションカード」を作成して、お送りします。
ソフトバンク専用iPhoneアクティベーションカードを作成して、お送りします。 – 2012年2月17日
参照。

 
 
 

iPhoneアクティベーションカードの現状(当時)に関しては、2011年4月2日に以下に書きました。
iPhoneアクティベーションSIMカードについて(2011年4月1日の現状)

結局どういうことかと言うと、2010年10月27日のiTunes更新までは「テストSIM」、つまり、SIMカードのIMSI(International Mobile Subscriber Identity)の中のMCC (Mobile Country Code、国コード)が「001」、MNC (Mobile Network Code、キャリアコード)が「01」のSIMカード番号をiTunesが認識し、それでiPhoneをアクティベートできました。
IMSIの値が「00101」のSIMは「テストSIM」として携帯修理店や携帯メーカー企業に広く使われており、キャリアごとの未開通SIMをいちいち携帯機種毎に揃えなくとも、1枚の「テストSIM」で全てのメーカーの携帯が起動でき、修理や稼動確認が出来るようになっているSIMです。

つまり、1枚の「iPhoneユニバーサル・アクティベーションカード(= テストSIMカード)で、どのiPhoneでもアクティベートできた」のです。

ところが、2010年10月27日のiTunes更新で、この「テストSIM = IMSI『00101』」を認識しないように、アップルは変更しました。

その日から、iTunesを更新した人は「iPhoneユニバーサル・アクティベーションカード(= テストSIMカード)」は、iPhoneのアクティベーションには使えなくなったのです。

※ 時々、いまだに「iPhoneユニバーサル・アクティベーションカード」をまだ販売しているサイトがありますが、それを購入しても、2010年10月27日以降は役に立たなくなっています。是非、騙されないように注意してください。

この日から、アクティベートしたいiPhoneがもともと販売/SIMロックされたキャリアの5桁IMSIコードを持ったSIMカードでないと、iPhoneのiOSアップデート時のアクティベーションが出来なくなりました。

注:iPhone以外の携帯は、今でもIMSI=「00101」のテストSIMを認識する携帯が多いようです。
したがって、解約したワンセグ携帯のワンセグだけ使いたければ、
DITS Phonebook SIMカードの使い道
のようなテストSIMを使えばよいのです。

iPhoneアクティベーションSIMカードについて(2011年4月1日の現状)/OneSIMカードの使い方
の記事で紹介したOneSIMカードは、それが可能な「(IMSIを)書き換え可能なSIMカード」であり、SIMプログラマーとPCソフトを使えば、世界中の既知のGSM/W-CDMAキャリアのIMSIを都度OneSIMカードに書き込み、そのキャリアにロックされたiPhoneをアクティベートできるものです。

つまり、「今、iPhoneアクティベーションカードを手に入れよう」と思うと、必ず、自分のiPhoneのもともとSIMロックされているキャリア用のアクティベーションカードしか、そのiPhoneをアクティベートできなくなったのです。
ソフトバンクのiPhoneをアクティベートするには、ソフトバンクのIMSIを書き込んだ、「ソフトバンク専用のiPhoneアクティベーションカード」しか使えなくなったのです。
AT&TのiPhoneをアクティベートするには、AT&TのIMSIを書き込んだ、「AT&T専用のiPhoneアクティベーションカード」しか使えなくなったのです。

最近ネットで検索してみると、「ソフトバンク専用のiPhoneアクティベーションカード」

と言うものが見つかりますが、これはそう言う「書き換え可能なSIM」に、ソフトバンクのIMSI情報を書き込んでいるSIMカード、と言うことなのです。

もちろん、一台しかiPhoneを持っていなければ、「(キャリアxxx)専用iPhoneアクティベーションカード」1枚で良いですし、それが一番安いでしょう。

が、一緒に下のようなSIMプログラマーを買えば、1枚の書き換え可能なSIMを色々なキャリアのIMSIに書き換え、違うキャリアのiPhoneごとに毎回IMSIを書き換えて使うことが出来ます。
また、ブランクの書き換え可能なSIMを買って、自分の好きなキャリアのIMSIを書き込んで、使うことが出来ます。

で、上の写真の「ソフトバンク専用アクティベートカード」でも見られるように、最近、OneSIM以外の「IMSIの書き換え可能なSIMカード」が他にも出てきました。

“iPhoneアクティベーションSIM再考/DITS Phonebook SIMがIMSI書換え可能になった” の続きを読む

iPhoneアクティベーションSIMカードについて(2011年4月1日の現状) / OneSIMカードの使い方


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目次:
iPhoneアクティベーションSIMカードについて・・このページ
1.「OneSIM」SIMカードのプログラム手順・・・ページ 2
2.TinyUmbrellaでiPhoneのモデル番号を見つける方法・・・ページ 3


 


追記:2012年2月17日
OneSIMは、ソフトバンクiPhone用アクティベートカードとしては使えないことが判明しました。(アメリカ他、他国のiPhoneでは使えます。)
ソフトバンクiPhone用にはDITS Phonebook SIM v2.3をお使いください。(使用可能、確認済み。)
iPhoneアクティベーションSIM再考/DITS Phonebook SIMがIMSI書換え可能になった – 2011年5月6日
ソフトバンク専用iPhoneアクティベーションカードの必要条件 – 2012年2月15日

必要な方には、DITS Phonebook SIM v2.3を使って「ソフトバンク専用iPhoneアクティベーションカード」を作成して、お送りします。
ソフトバンク専用iPhoneアクティベーションカードを作成して、お送りします。 – 2012年2月17日
参照。

 
 
 

いまだにこんなのを探している人が居るかどうかわかりませんが、iPhoneのアクティベーションSIMカードについて書きます。

キャリアにSIMロックされたiPhoneを、脱獄(Jailbreak)などした後にSIMロック解除して使っていた場合で、その後、iOSを不意に(または故意に)復元/アップグレード(更新)すると、その時にiPhoneをiTunesに接続してアクティベートするために、「そのSIMロック版iPhoneの、オリジナルのキャリアのSIM」が必要になります。

以前(2010年秋ごろまで)は「iPhone Activation Card」と言うのが販売されて、それが使えました。

2011年1月2日に紹介したDITS PhoneBook Cardも2010年秋まではiPhoneアクティベーション・カードとして使えました。
DITS Phonebook SIMカードの使い道

これらのiPhoneアクティベーションカードは全て、携帯電話メーカーや専門業者が使う「テストSIMカード」が持っている、『テストSIMの国コード・キャリアコード』を利用して、そのSIMカードの国コード・キャリアコード番号をiTunesにトランスミットして、SIMロック版iPhoneをアクティベートしていました。

※「テストSIM」とは、SIMに書き込まれている国コード(Mobile Country Code 、MCC )が「001」で、キャリアコード(Mobile Network Code、MNC) が「01」のSIMカード。

ところが、2010年10月27日にアップルがiTunesソフトに対策を講じ、この「テストSIMカード・コード」を認識しないようにしました。

それ以降、上記写真のような「iPhone Activation Card」は一切使えなくなりました。

今でもオンラインショップなどでまだ販売しているところがありますが、「買った人は、本当に使えるのだろうか?」と疑ってしまいます。

また、まだ在庫が沢山残っていて、売らなければならないせいなのでしょうか、中には「このSIMは、SIMロックフリー版のiPhoneでしか使えません。」と書いているサイトもありますが、そもそもSIMロックフリー版のiPhoneならば、どこのキャリアのSIMを使ってでも、iPhoneをアクティベートできます。だから、SIMロックフリー版のiPhoneならば、こんな「iPhone Activation Card」は不要です!

では、他には「iPhoneアクティベーションカード」として使えるものは、無いのでしょうか?

実は、あります。

「OneSIM」カードと呼ばれるものが、「iPhoneアクティベーションカード」として使えます。

“iPhoneアクティベーションSIMカードについて(2011年4月1日の現状) / OneSIMカードの使い方” の続きを読む