Virgin Mobile USAのモバイルデータ通信(Broadband2Go)プランが、WiMAX(4G)のバイト数制限を実施


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Sprintの100%子会社(・・・ってことは、ソフトバンクの『孫』会社!?)のVirgin Mobile USAは、同社のプリペイドモバイルデータ通信プラン(ポケットWiFi、USBモデム)の4G WiMAXに使用バイト数の制限を設定しました。

2013年9月加入以降の新規加入者は、すでに新料金が適用されています。
それ以前の既存加入者は、2013年10月31日までは旧料金が適用され、それ以降に更新される「月」期間からは、新プランポリシーが適用されます。プランを変更しない限り、そのまま旧プランを継続できます。

大きな違いとしては、これまで旧料金では4G WiMAXの使用は無制限で使えた(3Gはバイト数制限有り)のに対し、新料金では月々の使用バイト数制限が3Gと4G(WiMAX)の合計使用バイト数に適用されます。筆者は新しい使用規則をまだ精査していませんが、一般的にこのようなプリペイドプランは期間内にバイト数制限に達した場合には、1ヵ月(30日)期限を待たなくとも、新たに1ヶ月プランに加入すれば、その日から新たに1ヵ月(30日)の期間が始まり、使用バイト数もリセットされるのが普通です。

以下、新旧プランの比較です。

旧プラン

既存加入者は2013年10月31日更新分まで

新プラン
新規加入者は2013年9月1日から
既存加入者は2013年11月1日更新分から
$5/日(24時間)プラン 3G 200MBまで
4G WiMAX 使い放題(500MB)
3G+4G WiMAX合わせて 250MBまで
$25/月プラン 3G+4G WiMAX合わせて 1.5GBまで
$35/月プラン 3G 2GBまで
4G WiMAX 使い放題(10GB)
$55/月プラン 3G 5GBまで
4G WiMAX 使い放題(10GB)
3G+4G WiMAX合わせて 6GBまで

最近、Clearwire(Clear、今年7月初めよりSprintの100%子会社)もMonthlyプランの価格を$5引き上げており、アメリカのWiMAX通信の実質的値上げが続いています。

Virgin Mobile USAは、プリペイド携帯のスマホ・プラン「BeyondTalk」では、iPhone 5/5c/5sやSamsung Galaxyを含むLTE対応携帯を販売していますが、モバイル通信専用プランBroadband2GoではまだLTE対応端末は販売していません。

既存ユーザーに対する2013年10月31日までの旧料金:

既存ユーザーの2013年11月1日以降の更新料金と、9月以降の新規加入者料金:

リンク:
【Virgin Mobile USA】Broadband2Goプラン、トップページ



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「Virgin Mobile USAのモバイルデータ通信(Broadband2Go)プランが、WiMAX(4G)のバイト数制限を実施」への2件のフィードバック

  1. 私は、2013年8月からBroadband2Goの$35プランを、毎月自動引き落としで利用しており、
    11月1日以降も$35でデータ容量制限なしで利用できてます。
    コースの変更はもうできませんが、変更しない限り1年間に限って旧プランで利用できるようです。

    ご参考まで。

    管理人 返信:

    はい、初期の報道とカスタマーサービスの対応が間違っていたようです。

    通常、携帯契約(に限らず、アメリカの多くの契約)は通信プランを変更しない限り、それを継続できます。(grandfathered rule)
    このVirgin Mobile USAの方針は、当初、「おかしいなあ」と思ったのですが、やはり、おかしかったようです。
    http://www.dslreports.com/shownews/Sprints-Virgin-Mobile-Appears-to-Be-Killing-Unlimited-Data-126311

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