アメリカ4大キャリアのLTE(およびLTE&HSPA+)カバレッジマップ、2014年8月現在


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によるアメリカ4大キャリアのLTE、および(GSMキャリアであるAT&TとT-Mobile USは)LTEとHSPA+(アメリカ国内では信号が”4G”と表示される。LTEは”LTE”。)のカバレッジマップ。

画面は、同社のiPadアプリ”Coverage?”からスクショ撮影。このアプリのカバレッジ情報は、OpenSignalユーザーからの報告情報からではなく、各キャリア発表のカバレッジ情報を基にしていますので、注意。

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Sprint、通信料金引き下げを来週にも発表


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Sprintの新CEO、Marcelo Claure氏は就任4日目、Sprint社員との電話会議を開き、次の3つの点を差し当たりの改革のポイントとすることを社員に伝えました。

■1.通信料金を来週にも引き下げる
 - Claure氏はSprintの回線の質が悪いことを認め、ネットでのSNSのSprintの評判はネガティブなことばかりであることを指摘し、「回線の質が悪い場合は、質の悪さが気にならないほどに通信料金をまず破格的に下げ、価格面で競合他社に勝つことが先決である」ことを強調しました。新しい通信料金は、来週早々にも発表されるとみられています。
前CEOのHesse氏は、「まずは回線の質を上げてから、価格で競争すべきである。回線の質を上げるまでは、今の通信料金を下げることは出来ない。(キャッシュフローが悪化するため。)」という方針でしたが、2010年12月6日に発表された同社のNetwork Visionネットワーク網再構築/アップグレード計画が時間が掛かりすぎ、完成する前に加入者がどんどん他キャリアに逃げて行っているのが実情です。
Hesse氏は2007年12月17日にSprint Nextel社のCEOに就任し、就任前からのSprint/Nextel合併で生じた負債を抱え、そのなかでSprint社を破産(会社更生法適用)させずに浮上させてきた功績は認められるものの、長い間「Sprintを生き延ばすために保守的な金銭(キャッシュ)管理」をしてきたことが、昨年7月にソフトバンクに買収された以降も画気的で斬新な経営方針を提案出来ないでいたのではないかと思われます。
ソフトバンクに買収されてからこの13ヶ月間、買収直後にT-Mobile US買収の噂だけが長い間飛び交い、Sprintの本質的な改革が進まなかったのは、時間の無駄使いだったと今は後悔されます。
なお、通信料金の引き下げは、直近的には減収/減益(赤字拡大)を意味します。

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